Miki's Room

英語の回路作りⅡ

『エビングハウスの忘却曲線』という、ドイツの心理学者、ヘルマン・エビングハウスの実験があります。この実験結果から、『記憶は、覚えたことを20分後には42%忘れ、1時間後には56%忘れ、1日後には74%忘れ、7日後には77%忘れてしまう』ということがわかりました。しかし、復習を繰返し行うことで忘れる割合を低くできることも証明されています。できるだけ早く復習すると、短時間で記憶が蘇るのです。それに比べ、1週間以上経過した後で復習しても、完全に忘れてしまう部分が多く、初めて記憶した時と同じくらいの時間が必要となるのです。

人間は忘れる動物でありますが、『定期的に復習すれば、その記憶は完全に定着していく』という事実を認識することが大切です。

つまり、完全に忘れないうちに、そして簡単に記憶が蘇るうちに復習することが、効率的な記憶法になる上に、長期記憶となるのです。

今回は英語クラスとして書きましたが、幼児クラスでも小学生クラスでも同じです。それぞれのレッスンと家庭の連携で、子どもに「良質」、「大量」、「繰り返し」英語の環境を与え、確実な日本語力・英語力を育みましょう。

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