子育てワンポイントアドバイス

脳の三重構造

アメリカの神経生理学者 ポール・D・マクリーン博士は、「脳は、脳幹・大脳辺縁系・大脳新皮質の3つが一体となって階層的に働き、これらの脳の構造や機能はそれぞれ異なっている」と発表しました 。

最下層の“脳幹”は、爬虫類型の脳で、情報はテレパシーを媒体としています。この脳の外側は“大脳辺縁系”と呼ばれ、原始哺乳類型の脳で、情報はイメージを媒体としています。そして、その外側に“大脳新皮質”と呼ばれる脳があり、これは霊長類の脳で、その情報媒体は、言語です。人間は子宮の中で魚類の時代→両生類の時代→爬虫類の時代→哺乳類の時代→人類という進化を10ヶ月間で一気に遂げて、この世に生まれ出るのです。

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