子育てワンポイントアドバイス

左脳、右脳の働きの違い

人間の頭脳は左脳と右脳の2つにわかれていて、それぞれ働きが違います。左脳は意識脳で、言語で操作される脳です。言葉で考え、言葉で記憶し、言葉で情報を伝えるのです。これに対し、右脳は無意識脳で、イメージで操作される脳です。イメージで考え、イメージで記憶し、イメージで情報を伝えます。人は通常、左脳の言語脳を働かせており、右脳のイメージ脳は、ほとんど働かせていません。

右脳を開いた人は、このように何かを思い出したり、何かを考えるといった時に、目の前に、はっきりイメージが見えてくるのです。でも、たいがいの人は左脳が主に働く頭なので、このような事実を知らないままでいます。左脳のの記憶は、言語性の記憶です。右脳の記憶は、イメージ性の記憶です。左左脳の記憶と右脳の記憶が勝負したら、どちらが勝つでしょう。3歳~6歳の子どもたちにトランプの神経衰弱を教え、毎日親子で神経衰弱をしてみてください。大人は言語性の左脳の記憶を使うので、「あそこにA、その下に10、こちらに3、その斜め上に8」というように言葉を使って覚えます。ところが、子どもたちはまで右脳のイメージ記憶が働く時期にいるのでその場面を写真で写したように記憶し、しかもその記憶をイメージで再現できるのです。だから勝つのは子どもたち。すなわち右脳です。

このイメージ記憶は、幼児なら誰でも持ってているのです。そのまま使わなければ、成長とともに左脳へといこうしていってしまいます。それを幼児の頃から引きだして定着させてあげましょう。そうすることで大人になっても使える能力となります。

EQWELのレッスンでは、この働きかけも毎回のレッスンの中に入っています。成長に応じた取り組みを幼児期から小学生まで続けています。

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