扁桃体
側頭葉内側の奥にある、「扁桃体」は五感から情報を受け取り、好き嫌いを決めています。脳の感情中枢で、特に恐怖反応の基点となります。性欲や食欲を司る視床下部や記憶を司る海馬などとの深い連携があります。
目の前にあるものが、自分にとって危険かどうかの判断もこの部分で行われ、怒りや恐怖、悲しみの源も「扁桃体」にあります。
「扁桃体」を磨くことにより好奇心が強く、チャレンジ精神が旺盛になっていきます。逆に「扁桃体」が壊れてしまうと、いつまでも感情の決断がつかなくなり、感情的に優柔不断な状態となってしまいます。つまり無気力で、うつ病的な性格となるのです。
「扁桃体」を豊かに育てるには、感動的な体験のくり返しが大切です。
「扁桃体」が発達している子どもは、人とは違う発想ができ、創造性が豊かになります。その為に、レッスンでは指示されたことを指示された通り真似をする練習をたくさん行います。保護者の方と一緒にすることで、言われてることとしていることが合っている違っているということもその場でわかり、違っている場合にはその場で直すことが出来、人が言うことを正しく聞き取る練習にもなります。
武道や芸術で言われるところの「守破離」と同じイメージです。教わった型を徹底的に「守る」ところから修業が始まる。師匠の教えに従って修業・鍛錬を積みその型を身につけた者は、師匠の型はもちろん他流派の型なども含めそれらと自分とを照らし合わせて研究することにより、自分に合ったより良いと思われる型を模索し試すことで既存の型を「破る」ことができるようになる。さらに鍛錬・修業を重ね、かつて教わった師匠の型と自分自身で見出した型の双方に精通しその上に立脚した個人は、自分自身とその技についてよく理解しているため既存の型に囚われることなく、言わば型から「離れ」て自在となることができる。このようにして新たな流派が生まれるのである。
たくさんインプットしていろいろなパターンを自分自身のものとし、発想をさらに広げていきましょう!