子育てにおける父親の役割について

子育てにおいては、夫婦の仲の良いのが一番です。父親が教育に関心を持ち、母親の相談にのってくれると母親はリラックスします。すると、母子の関係もよくなります。

母子間のギクシャクした関係は両親の関係が原因であることも多いのです。忙しくても、父親が時々子どもとふれあうことで、子どもの発達を助け、母親に「君はよくやっているよ。」と心の支えになってあげることが、とても大切です。教育の中心は家庭学習です。家庭の中心である父親は、子育てにおいても、実は役割が大きいのです。父親は毎日の子育てにいちいち口を出すよりも、大切なポイントで、子どもの個性を引きだす後押しをするようにしましょう。

また、子どもが親に対して、「敬の心」を持つことはとても重要なことです。子どもの前では、母親は父親の（父親は母親の）悪口を言ってはなりません。夫婦喧嘩は子どものいないところでしましょう！子どもの前では、母親と父親が仲の良いところをしっかり見せ、母親は父親の（父親は母親の）良いところを子どもに伝えてあげてください。

子どもが問題行動を起こす多くの原因は、親の愛情が伝わっていないからです。親に認められ愛され、信頼されている子どもは非行に走りません。父親が休みの日には、子どもとキャッチボールをして遊んでやったり、一緒に日曜大工仕事をしてみたりしましょう。子どもにお父さんがお手伝いを頼むのもとてもいいことです。　お手伝いが出来たら、しっかり認めて「お父さん助かったよ！」と言ってほめてあげましょう。

両親の愛情がしっかり伝わっている子どもは、素直でやさしく、たくましい子に育っていきます。