小周天法
2021年6月16日
私たちの体には、「気」つまり、エネルギーが流れています。
小周天は、人間の体の中にある、目に見えない気の回路です。この回路を開くイメージトレーニングをしていきましょう。イメージしにくい方もいるかもしれません。その場合は、想像する(ふりをする)ことが大切です。ご自身の呼吸に、イメージを添えてみましょう。
前回、書きました腹式呼吸の実践をしてみましょう。まず、出来るだけ深く息を吐き、息を止めて、背骨の一番下に眠っている、「クンダリーニ」というエネルギーを目覚めさせ、吸う息とともに、クンダリーニ・エネルギーが赤い火の玉になって、背筋を伝わって頭頂の「百会」を通り、第3の目「印堂」までもていき、そこで息を止め、第3の目から取り入れた太陽のエネルギーと、背骨の一番下から回してきたクンダリーニ・エネルギーを、そこで混ぜ合わせます。次に、息を吐く息に変えて、吐く息とともに、そうして混ぜた気のエネルギーを、のど、心臓、丹田を通って、背骨の下までまわします。そこで再び息を止め、まわしてきたエネルギーとクンダリーニ・エネルギーを混ぜ合わせて、息を吸いながら再び同じルートをまわしていきます。
その時にコツがあります。ヒップをしめ、背骨の一番下にある仙骨を、内側にくるりとまくイメージをしながら、気を背筋を伝って頭頂、第3の目まで、熱いエネルギーの玉がジンジンしながら、イメージ(想像)をすることが大切です。この小周天法は、座ってやっても、立ってやっても、寝てやっても構いません。どこでも行うことが出来るので、毎日習慣的に続けましょう。
気持ちを落ち着けリフレッシュでき、ご自身のエネルギーを高めることも出来ますので、ぜひトライしてみてください!